バレットジャーナルを始める時や、万年筆で書いてもかきやすい上質なノートを探していると、
モレスキンか? ロイヒトトゥルムか?
どちらのノートが良いかなと、悩みますよね。
ロフトなどの文房具屋さんの店頭では、ぴっちりとしたビニールでラッピングされていることが多くて、中身を確認しずらい時もあります。
両者とも、普通のノートは違い、2000円以上する高級品ノートですから、後悔しないように選びたいですよね。
モレスキンとロイヒトトゥルムの違いを研究してみました。
モレスキンと、ロイヒトトゥルムの違いは?
MOLESKINE(モレスキン)とは
モレスキンは、イタリアの手帳メーカーです。
ゴッホやピカソ、ヘミングウェイなど、著名な芸術家が愛用していたノートにインスパイアされて作られたのが、「モレスキン」のノート。
書き味のよい上質な紙は、インクが裏移りしにくく、計画や、絵や思考を書き留めるのに適していて、クリエイティブな人に愛用されています。
表紙は、オイルクロスで覆われており、丸みを帯びた角は、長い間使用しても、ボロボロのほつれになりにくい。
栞ひも、ゴムバンド、拡張ポケットといった特徴に加え、モレスキンの歴史がかかれた小冊子がついてきます。
ノートだけでなく、手帳タイプや、バック、スマートフォンアプリと連携した機能など、モレスキンは様々なコレクションがあります。
紙ものの物価が高いアメリカでは、ノート類全般の紙質があまり良くありません。それで出会ったのがモレスキンでした。世界中で売られているのが嬉しい!
クラシックノートブック ハードカバーシリーズ
モレスキンの一番人気のタイプは、クラシックノートブックのハードカバーシリーズ。軽くて持ちやすく、ミニマルなデザインは、品格すら感じられます。
Leuchtturm(ロイヒトトゥルム)とは
ロイヒトトゥルム社は、ドイツの文具メーカーです。正直なところ、モレスキンは知っていましたが、ロイヒトトゥルムはバレットジャーナルをはじめて、知りました。モレスキン同様、世界中で販売されているノートで、見た目はほとんど変わらないようにも見えます。
1917年から歴史がある、ロイヒトトゥルム社のノートは、使いやすさにこだわりがあります。デザイン性を過度に強調せず、シンプルで高級感のあるカバー、インクが裏抜けしない上質紙で、精巧に作られています。
特徴は、目次のページがあり、各ページにページ番号(連番)があることです。目次があることで、探したい内容を簡単に検索できるようになっています。日々の記録や、旅行の記録、手帳など、自分だけの1冊のノートを作るのに最適な構成になっています。
ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼 ブラック
ロイヒトトゥルムのおすすめのノートは、書き込むスペースも、ページ数もたっぷりある、ミディアムサイズのノートです。
どちらがバレットジャーナル向き?
バレットジャーナルに向いているノートは、
海外定番!バレットジャーナルには【Leuchtturm1917】ロイヒトトゥルムを手帳に
という記事でもまとめていますが、
ロイヒトトゥルム(A5サイズ/ドット方眼)が、おすすめです。
スペック比較表はこちら↓
名前 | モレスキン | ロイヒトトゥルム |
---|---|---|
比較の商品 | クラシックノートブック LARGE | ロイヒトトゥルム midium |
レイアウト | 罫線、方眼、無地、ドット点方眼が選べる | 罫線、方眼、無地、ドット点方眼が選べる |
ハードカバー表紙 | ○ ソフトカバーもあり | ○ ソフトカバーもあり |
値段 | 3,132円 → 最新の値段 | 2,376円 → 最新の値段 |
サイズ | 幅13cm × 縦21cm × 厚み1.5cm | 幅14.5cm x 縦21cm X 厚み1.5cm |
重さ | 約300g | 約400g |
黄ばみにくい、アシッドフリー | ○ | ○ |
ゴムバンド | ○ | ○ |
インクの裏移りがしにくい | ○ | ○ |
背表紙ポケット | ○ | ○ |
ページ数 | 240ページ | 245ページ |
ミシン目入りページ | なし | ○ 半8ページ |
しおり紐 | 1本 | 2本 |
ページ番号がある | なし | ○ |
目次ページがある | なし | ○ |
見出し用ラベルステッカー | なし | ○無料でついてくる |
ほとんど見た目に関しては同じようにみえますが、モレスキンのほうが、ノート幅がじゃっかん小さく、ロイヒトトゥルムのノートのほうが、利用に便利な機能がついています。
サイズを比較!モレスキン vs ロイヒトトゥルム
ノモレスキンとロイヒトトゥルムは見た目はどう違うでしょうか?
(上)モレスキン (下)ロイヒトトゥルム
モレスキンは幅 13cm、ロイヒトトゥルムは幅 14.5cmなので、ロイヒトトゥルムのほうが少し大きいです。
↑ノート表(左)モレスキン (右)ロイヒトトゥルム
表はほとんど同じです。
↑ノート裏(左)モレスキン (右)ロイヒトトゥルム
両者ともロゴが入っています。
(上)モレスキン (下)ロイヒトトゥルム
厚みもほとんど一緒です。
まとめ
まとめると、モレスキンとロイヒトトゥルムのノートは、見た目はほどんど一緒です。
・モレスキンは、少し幅が狭く、ページ番号が無い
・ロイヒトトゥルムは、A5サイズの大きさで、目次・ページ番号・しおりなどに違いがある
というところ。バレットジャーナルとしてモレスキンを利用する場合は、手書きでページ番号を書く必要が出てきます。
それが面倒だなーと思う人にはロイヒトトゥルムのノートがおすすめです。
まだまだ日本では、ロイヒトトゥルムのノートの取扱店が少ないですが、通販サイトのアマゾンでは販売されています。人気のブラックは値下がりもあるので安く買えるかもしれません。チェックしてみてくださいね。