手帳術で頭すっきりしたい、ミニマルです。
Bullet journal(バレットジャーナル) という言葉を聞いたことがありますか?
これは、すべてをひとつのノートにまとめて管理ができる、海外でいま流行りの手帳術のことです。デジタル時代のなか、あえて手書きで書くアナログ手帳が注目されています。
バレットジャーナルで、全部をひとつにまとめよう
毎日は、やるべきタスクとの戦いです。
仕事のプロジェクトや、学習の計画、家族の予定、年間の予定、今週の予定、今年の目標、誰かの誕生日、お中元の予定、お金の管理、欲しいもの、買いものリスト・・・
さらには、
今週行った場所の思い出の記録、日記、習慣化したいこと、気になる言葉、病院にかかった記録、ざっくりと考えている数年後の予定など、生活していると、次々とあたまに浮かんできます。
人間にはたくさんの肩書きがあります。学生として、会社員として、父として、母として、妻として・・・など、大人になると様々な立ち位置での、生活軸が出てきます。とくに育児をしながらの日々はほんとうに大変です。
思い浮かぶすべてを、忘れないように!と、あらゆる場所に”分けて記入”してしまいがちですが、そうすると管理が大変です。
あちらこちらにちらばったメモやノートでは、肝心なときに思い出せなかったり、存在すら忘れてしまうこともあります。
自己管理をしたいという思いから、手帳に書いてみるけれど、続かない。
私は手帳が続かなくて、一年に3冊は手帳を書い直してしまうタイプでしたが、自由ルールの、#バレットジャーナル なら、続けられそう!
— みにまる (@minimalsinfo) 2017年10月7日
でも、すべてを「ひとつのノート」にまとめたらどうでしょうか?
自分の頭の中を手帳に書き出し、整理することで、
今日やるべきことが、もっとハッキリする。
そんなことを叶えるのが、手書き手帳術:バレットジャーナルです。
バレットジャーナルで、一緒に毎日を過ごしやすく楽チンにしましょう!
バレット=「点」を使ってタスク管理する手帳術
バレットジャーナルでは、バレットと呼ばれる「点」を使って、タスクを管理していきます。
毎朝、いちにちの始まりに、「今日のイベントや、やるべきこと」をリスト化します。
・ タスク(やること)
× 完了したタスク
> 延期にしたタスク
< スケジュールしたタスク
など、「・」ドットでタスクを管理し、変化があれば、記号の種類を上からペンで書いて、変えていく手帳術(速記術)です。
上から記号を書き足すので、書き写すことはありません。
1日のタスクを書き出すことで、自分のやらなければならないことが見える化し、どんどんやらなければいけないことを、終わらせていくことができます。
予定外のアクシデントや、集中を邪魔することが起きて、脱線してしまっても、「やるべきこと」がはっきりしているので、すぐに戻れます。
私はすぐに興味があることがおきたり、アイディアを思いつくと脱線してしまうタイプ。ほかのことにとらわれてしまうと、「何をするべきだったか」をすぐに忘れてしまいます。汗
そのため、1日のうちに「これはダケは絶対やっておきたい」ことをリスト化すると、
”あ〜今日も結局なんにもやりたいことを終えられなかった”
”(もともと計画していないので)思い通りに物事がすすまない”
といったことが、避けられるようになりました。
また、一週間のうちの予定をずらした(たとえば今日できなかったこと)を次の日の予定として組み込みやすいので、やり残しを防げますよ。
この方式でタスク管理する方法は、手帳だけでなく、授業や仕事のノートにも使えますね。
ルールは自分で決めていい!バレットジャーナル
バレットジャーナルの基本ルールとしては、「点」で書くこと発祥でしたが、
現在は「点」だけでなく、▫︎(四角)を使ったチェックマークタイプスタイルで、書いていくこともできます。
手帳術・メモ術なので、ルールは自分で決めていいのです!
たとえば、”毎日書くのが辛くて、ほかの手帳で挫折した”なんて人は、おもいきって毎日書くということをやめてみましょう。そんな人には、大きなデイリーページは不要なのです。
書きたいことを、書きたいときにひとつのところに書くというマイルールでもオッケーです。
モレスキンを使った、自作手帳にもぴったりのバレットジャーナル
バレットジャーナルは、”手帳術”であるため、専門の手帳がなくても利用することができます。
通常の罫線型のノートでもできますが、自由にレイアウトできるのがメリットなので、
”方眼紙ノート” がおすすめです。
バレットジャーナルにおすすめのノートは、
A5サイズで持ちはこびしやすい、モレスキンのノート(方眼紙タイプ)やLEUCHTTURMロイヒトトゥルムのノートです。
全面方眼紙のノートには、予定だけでなく、記録しておきたいことも自由にかけるスペースがふんだんにあります。
モレスキンやは LEUCHTTURMロイヒトトゥルムのような、A5サイズのノートは、大きすぎず小さすぎないぴったりのサイズ。
A4サイズのプリントを折りたたんで挟めるサイズなので、資料が多い人にもおすすめです。
海外では女性に大流行
男性にも女性にもおすすめのバレットジャーナルの手帳術ですが、
むしろ、可愛い絵を書くものがバレットジャーナルだと思っている人もいるかもしれません。
バレットジャーナル発祥の地、アメリカでは、こういった自作の手書き手帳を可愛くアートする(手帳をデコる)のが、大人気なんです。
バレットジャーナルの人気のユーチューバーもいるほど!
↑私の好きなユーチューバーさんです
見ていて楽しい、気分があがる、作業タスクが効率よくなるバレットジャーナルをぜひ取り入れてみませんか。